安佐南区S様邸 2世帯リフォーム
【 2世帯になるように水まわり設備を増設 】
近々、息子夫婦が帰ってくるかもしれないので、完全に生活が分離できるように水回り設備を一式ほしいと相談を受けました。
元々、2世帯が出来るようにミニキッチンは付いていましたが、完全に分離するためには、お風呂を新たに設ける必要がありました。
また、キッチンも小さいミニキッチンなので使い勝手が悪く、カップボードもなかったので、これを機会にキッチンも新しくしたい。リビングとの続き間である和室もきれいにしたい。
ということで、2世帯になるようにリフォーム工事を行いました。
⬛和室
工事前は、よくある和室。押入も襖です。この中にタンスを置きたいとのご要望でした。
襖をやめてクローゼットドアを採用。ドアの高さを高くし、床はフローリング、壁天井はベニヤを張ってクロス仕上げとします。
隣の縁側の収納とドアの高さを揃えて統一感をだしました。
和室の内装は、床は畳を新調し、壁はクロスの張替え。
天井はベニヤを張って、和風のクロスを貼りました。
障子は、木部や格子部分はオイルステイン系の塗料で塗装を行い、障子紙を張り替えました。
⬛トイレ
工事前は、有効幅が80センチ弱でちょっと狭かったので、広げたいとのこと。
隣の収納を少し狭めて、トイレの幅を拡大。
窓の位置で微妙に広がったのがわかると思います。
タンクなしのトイレを採用したため、カウンター付きの手洗器を取り付けました。
⬛収納スペース
工事前は、トイレ横は洗面所でしたが、浴室を新たに設けることから、その横に移動することになりました。
なので、空いたスペースを有効に使うため、収納スペースとして利用します。
隣のトイレを広げるため、収納スペースの窓が少し小さくなります。
収納スペースなので、窓は無くても問題がないため、お客様と相談して、こういう仕様にしました。
窓を移動させると外壁も工事しないといけないため、費用が嵩みますからね。
棚板の高さを自由に変えれる収納棚を取付。
結構な収納量になりました。
⬛浴室
新たに設ける浴室は、元々は納戸でした。
床の開口を行い、給排水の工事、壁の間仕切り工事を行って、システムバスを設置します。
システムバスは、親世帯が使う予定のため、バリアフリー仕様です。
手すりをぐるりと取り付け、浴槽の蓋の一部は座椅子代わりにもなります。
浴室横の洗面所にも新しい洗面化粧台を取付。三面鏡で幅が90cmとちょっと大きいものを取り付けました。
⬛ダイニングキッチン
工事前のミニキッチン。
小さいので使い勝手はあまり良くなかったとのこと。
ミニキッチンの位置にはカップボードを取付、キッチンは位置を変えて大きいものを取り付けました。
奥のドアは、洗面所に繋がってますので、生活動線も短くなってます。
ダイニングの床は樹脂製のフロアタイル。見た目はフローリングです。フローリングだと他の部屋と段差がついてしまうため、今回はフロアタイルを採用しました。
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